証拠金制度・証拠金不足について

商品先物取引

証拠金制度

商品先物取引では、「片建MAX方式」と呼ばれる証拠金制度を採用しています。
「片建MAX方式」では、取引銘柄、売買別に建玉枚数を集計し、売建玉と買建玉の多い方の建玉枚数に1枚あたりの証拠金(PSR)※を乗じ、その合計金額を証拠金とします。
納会月割増額が設定されている場合、1番限の売建玉と買建玉の多い方の建玉枚数に1枚あたりの納会月割増額を乗じた金額を上記の合計金額に加算します。

※ゴールドスポット(金限日取引)の1枚あたりの証拠金は、PSR×1.5です。

計算例1

商品AのPSR:10万円、商品BのPSR:5万円

商品A 1番限 2番限 3番限 4番限 5番限 6番限 合計
売り枚数 30枚 30枚
買い枚数 10枚 10枚
(商品Aの必要証拠金)
売り枚数30枚 > 買い枚数10枚 ⇒ 30枚分の証拠金
10万円(PSR) × 30枚 = 300万円
商品B 1番限 2番限 3番限 4番限 5番限 6番限 合計
売り枚数 10枚 10枚
買い枚数 10枚 10枚
(商品Bの必要証拠金)
売り枚数10枚 = 買い枚数10枚 ⇒ 10枚分の証拠金
5万円(PSR) × 10枚 = 50万円
(必要証拠金)
300万円(商品A) + 50万円(商品B) = 350万円
計算例2 1番限に納会月割増額が設定されている場合

商品CのPSR:10万円、商品Cの1枚あたりの納会月割増額:5万円

商品C 1番限 2番限 3番限 4番限 5番限 6番限 合計
売り枚数 2枚 10枚 12枚
買い枚数 10枚 10枚
(商品CのPSR合計額)
売り枚数合計12枚 > 買い枚数合計10枚 ⇒ 12枚分の証拠金
10万円(PSR) × 12枚 = 120万円
(商品Cの納会月割増金)
売りの1番限2枚 < 買いの1番限10枚 ⇒ 10枚分の納会月割増額
5万円(納会月割増額) × 10枚 = 50万円
(必要証拠金)
120万円(PSR) + 50万円(納会月割増額) = 170万円

証拠金不足について

1日の取引終了時に「総額の不足額」もしくは「現金の不足額」が発生した場合、証拠金不足となります。
証拠金不足となった場合、不足の発生した日の翌営業日の正午までに「総額の不足額」、「現金の不足額」のいずれか大きい金額(証拠金不足額)以上の金額を追加で入金していただくか、建玉を決済していただく必要があります。
期限までに証拠金不足が解消されない場合は当社が任意で建玉を決済させていただきます。すでに建玉注文をされている場合はその注文を取り消すことになります。

総額の不足額

受入証拠金の総額が当社必要証拠金を下回った場合の不足額を「総額の不足額」といいます。

総額の不足額=受入証拠金の総額-当社必要証拠金  ※マイナスの場合

「受入証拠金の総額」とは、お客さまが当社に預託した預り証拠金の総額から「現金授受予定額」を加減した金額をいいます。

受入証拠金の総額=預り証拠金±現金授受予定額

「現金授受予定額」とは、「値洗損益金通算額」、「売買差損益金」、さらに「手数料(税込)」など、当社との間で清算すべき金額の合計をいいます。

現金授受予定額=±値洗損益金通算額±売買差損益金-手数料(税込)

  • ※当社は、値洗損益金通算額がプラスの場合、受入証拠金の総額に加算しません。
  • ※当社の受入証拠金の総額は、手数料は含めておりません。
現金の不足額

預り証拠金のうち、現金の額が「現金支払予定額」を下回った場合の不足額を「現金の不足額」といいます。
「現金支払予定額」とは、「現金授受予定額」がマイナスの場合の金額です。

現金の不足額=預り証拠金のうち現金-現金支払予定額  ※マイナスの場合

総額の不足額と現金の不足額のイメージ